アフラックの医療保険『ちゃんと応える医療保険EVER』を、このサイトの視点で、徹底分析しました。

アフラックの医療保険『ちゃんと応える医療保険EVER』は、契約件数No.1の、もっとも売れている医療保険です(インシュアランス生命保険統計号平成28年版)。

そんな『ちゃんと応える医療保険EVER』を、このサイトの視点で分析しました。

医療保険『ちゃんと応える医療保険EVER』は、医療・介護関連の保険を日本でもっとも多く販売している、アフラックの医療保険です。

アフラックは、医療・介護関連の保険(特約を含む)を日本でもっとも多く販売している保険会社です。

2016年度の、この分野の売上高(新契約年換算保険料)の上位10社は次の通りでした。

1位 アフラック 667億円
2位 エヌエヌ生命 495億円
3位 第一生命 475億円
4位 メットライフ 440億円
5位 かんぽ生命 411億円
6位 日本生命 411億円
7位 住友生命 359億円
8位 明治安田生命 326億円
9位 東京海上日動あんしん生命 219億円
10位 アクサ生命 177億円

アフラックは、2位以下を大きく離して、トップの座にいます。

そんなアフラックは、3つのタイプの医療保険を、販売しています。

ちゃんと応える医療保険EVER
性別に関係なく、病気・ケガに備える医療保険。
ちゃんと応える医療保険Lady's EVER
女性特有の病気に手厚い、女性のための医療保険。
ちゃんと応える医療保険やさしいEVER
持病・既往症や、入院・手術経験がある人のための医療保険。

『ちゃんと応える医療保険EVER』は、他の2つの医療保険のもとになっており、アフラックの医療保険の代表的な商品です。

『ちゃんと応える医療保険EVER』は、多機能でありながら、分かりやすさに配慮された、優等生の医療保険です。

ほとんどの医療保険が、入院給付金(入院日数に応じて給付金が出る)と手術給付金(手術を受けると給付金が出る)を主契約にしています。

これらを核にしながら、生保各社が工夫をして、主契約を厚くしたり、様々な特約を用意して、機能を高め、増やしています。

よく見かけるのが、以下のような機能です。

  • 短期入院で入院給付金を手厚く。
  • 60日を超える長期入院に備える。
  • 入院前後の通院に備える。
  • 入院一時金(入院すると一時金が出る)
  • がんの治療へのきめ細かな対応。
  • 三大疾病による入院での、保障強化。
  • 七大生活習慣病による入院での、保障強化。
  • 治療のため就業不能になったときの生活資金。

『ちゃんと応える医療保険EVER』の対応状況をチェックします。

『ちゃんと応える医療保険EVER』は、ほどほどに幅広い

アフラック『ちゃんと応える医療保険EVER』は、多機能な医療保険ですが、上のすべての機能を網羅しているわけではありません。

医療保険に限らず、機能を盛り込むほど、保険はわかりにくくなります。
『ちゃんと応える医療保険EVER』は、あれもこれもと手を広げるのではなく、複雑になり過ぎない程度にとどめています。

上の8項目への対応状況は、下表のとおりです。

短期入院
長期入院
入院前後の通院
入院一時金
がん *
三大疾病
七大生活習慣病 *
先進医療
就業不能 *

長期入院への対策には

2つの方法が用意されています。

  • 1入院あたりの保障限度を60日から120日に延長できる。
  • 三大疾病無制限型長期入院特約

三大疾病無制限型長期入院特約を付加すると、通常の病気・ケガの入院なら365日まで、三大疾病による入院は、日数無制限に、保障を延長できます。
長期入院への対策としては、なかなか強力です。

がんのための

専用の特約はありません。三大疾病(がん・急性心筋梗塞・脳卒中)向けの保障の中で、対応できるようになっています。

がん用の特約と三大疾病用の特約をそれぞれ用意している他社は、少なくありません。しかし、アフラックは、複雑になることを嫌ったようです。

七大生活習慣病による入院は

近年、三大疾病と同じように、保障を手厚くする医療保険が増えています。しかし、『ちゃんと応える医療保険EVER』には、七大生活習慣病という言葉が入った保障や特約がありません。

ただし、七大生活習慣病による入院の長期化には対応できます。三大疾病無制限型長期入院特約は、三大疾病以外の病気入院を365日まで保障します。もちろん、七大生活習慣病も365日まで保障されるので、十分に手厚いです。

就業不能保険は

治療・療養中の生活費を、保障する保険です。多くはありませんが、特約で、この機能を提供する医療保険が増えつつあります。

アフラックは、『給与サポート保険』という別商品で、この機能を提供しています。

多機能だけど、わかりやすく

他社の医療保険を見ると、多機能さをアピールするような特約のラインナップが多いです。

たとえば、損保ジャパン日本興亜ひまわり生命『新・健康のお守り』の特約は11個もあります。
そのうち、がんの保障強化につながる特約は、以下の7個です。

  • 三大疾病支払日数無制限特則
  • 医療用がん入院特約
  • 七大生活習慣病追加給付特則
  • 医療用特定疾病診断保険料免除特約
  • 医療用三大疾病入院一時金特約
  • 医療用がん診断給付特約
  • 医療用がん外来治療給付特約

これだけ選択肢があれば、ニーズに合わせて、保障プランをきめ細かく設計できます。
その反面で、浅い考えで特約を組み合わせると、保障が重複したり、スキマができてしまいます。

損保ジャパン日本興亜ひまわり生命『新・健康のお守り』に加入するなら、保険の専門家に相談しないと、適切に判断するのは難しいでしょう。

その点、アフラックは、人気の低い保障を切り捨てつつ、特約の機能を集約することで、わかりやすくしています。
しかも、保障の品ぞろえは、損保ジャパン日本興亜ひまわり生命よりちょっと少ないものの、そんなに見劣りしません。

『ちゃんと応える医療保険EVER』の保険料は、けっこう割安に設定されています。

『ちゃんと応える医療保険EVER』の保険料を、3つの人気の医療保険、オリックス生命『新CURE(キュア)』、損保ジャパン日本興亜ひまわり生命『新・健康のお守り』、メットライフ生命『フレキシィS』と比較しました。

年齢、性別、保障プランや特約などによって、保険料の安さは変動します。
ここでは、2つのプランの、30歳、40歳、50歳の女性の保険料を比較しました。

『ちゃんと応える医療保険EVER』の、最小限の保障での保険料は割安

各商品の、最小限の保障での保険料を比較しました。最低限の保障と言っても、各商品によって、厚いところ、薄いところは異なります。

30歳 40歳 50歳
アフラック 2,840 3,390 4,980
オリックス生命 3,302 3,932 5,432
損保ジャパン日本興亜ひまわり生命 2,967 3,437 4,507
メットライフ生命 3,050 3,700 4,970

アフラックの保険料は、安さで損保ジャパン日本興亜ひまわり生命と競り合っています。
50歳の保険料は、損保ジャパン日本興亜ひまわり生命の方が安いですが、他の2つはアフラックの方が安いです。

三大疾病・七大生活習慣病の入院を手厚くすると、さらに割安に

今度は、すべての商品に、三大疾病・七大生活習慣病の入院で、保障の日数制限を延長する特約を付加して、保険料を比較します。

30歳 40歳 50歳
アフラック 3,010 3,620 5,400
オリックス生命 3,302 3,932 5,432
損保ジャパン日本興亜ひまわり生命 3,397 4,067 5,467
メットライフ生命 3,530 4,440 6,060

アフラック『ちゃんと応える医療保険EVER』は、3つの年齢とも、もっとも安くなりました。

アフラックの保障が他社より薄い、ということではありません。
『ちゃんと応える医療保険EVER』の三大疾病無制限型長期入院特約は、三大疾病の入院は日数無制限、それ以外のすべての入院は365日まで保障します。
日数制限の延長としては、オリックス生命や損保ジャパン日本興亜ひまわり生命より手厚いです。

これだけの比較で、結論めいたことを言うのは、気が早いかもしれません。とは言え・・・

アフラック『ちゃんと応える医療保険EVER』は、価格競争力が高い。

くらいのことは、言えそうです。

医療保険の検討・見直しは、保険の専門家を上手に活用しましょう。

アフラック『ちゃんと応える医療保険EVER』は、候補に加えていただきたい商品の一つです。
しかし、他社にも優れた商品があります。しっかりと比較して、選んでいただきたいです。

この商品自体はわかりやすく作られています。しかし、他社と比較検討するとなれば、簡単ではなくなります。

基本の仕組みは似ているとはいえ、上で説明したように、細かな点での差異はたくさんあります。
保障プランを同じにして見積もりをするだけでも、何回も迷うと思います。

迷うだけならまだしも、判断ミスをすると、ダメージは大きくなります。医療保険は、長く続ける可能性が高い保険ですから。

そこで、保険の専門家の活用をお勧めします。その具体的な方法は、以下でご案内しています。

を、ご覧ください。

 ご注意

統計データや保険の商品内容については、慎重に扱っていますが、古くなっていたり、誤りがあるかもしれません。保険の専門家に相談した上で、最終的に判断を下してください。

  • FP(ファイナンシャル・プランナー)は、保険を含む、資産・家計・税務知識の公的資格保有者。
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