生命保険を賢く節約・見直すなら、専門家に相談しながらしっかり比較!
生命保険会社による保険料の格差が広がっています。もっともシンプルな保険で、比較しました。
日本生命、第一生命、明治安田生命、住友生命などの伝統的生保と、新しい生保(カタカナ生保・ひらがな生保・損保系生保など)・外資系生保との間で、保険料の格差が大きく広がっています。
もっともシンプルな生命保険である終身保険、定期保険で、保険料を比較してみました。
日本生命 vs オリックス生命
終身保険、保険金額300万円、30歳男性、65歳保険料を払い込むときの、月々の保険料です。
日本生命 | 7,965円 |
オリックス生命 | 5,310円 |
累計保険料の差は、111万5,100円にのぼります。
明治安田生命 vs メディケア生命
定期保険(10年)、保険金額3000万円、30歳男性が加入するときの、月々の保険料です。
明治安田生命 | 7,380円 |
メディケア生命 | 2,431円 |
約3倍の差があります。
保険料差=会社の経費の差
生命保険の保険料は、どんな商品でも、純保険料と付加保険料に分けることができます。
- 純保険料 ・・・ 保険金支払いに回す部分
- 付加保険料 ・・・ 保険会社の経費に回す部分
純保険料は、保険会社による差が小さいです。保険会社によって、亡くなったり病気・ケガになる確率が大きく変わるはずがないからです。
ということは、保険料の差は、付加保険料の差と言えます。
経費が高い保険会社は、どの商品の保険料も高くなります!
月々の差は小さくても、生涯の保険料の差は大きくなります。
生命保険に加入する方々の過半数が、新しい生保・外資系生保を選んでいます。
伝統的生保と、新しい生保・外資系生保の2023年度の売り上げを比較しました。
新規契約の市場シェアのグラフです。ニッセイ基礎研究所が毎年公表しているレポートから作成しました。
- 伝統的大手生保
- 日本、明治安田、第一、住友、大樹、太陽、富国、大同、朝日
- 大手生保系新生保
- ネオファースト、メディケア、はなさく、なないろ、T&D他
- 外資系生保
- アフラック、ジブラルタ、メットライフ、アクサ、プルデンシャル他
- 損保系生保
- 東京海上日動あんしん、三井住友海上あいおい、SOMPOひまわり他
- 異業種系生保
- ソニー、オリックス、SBI、楽天、みどり、ライフネット他
伝統的生保のシェアは30.7%まで小さくなっています。
新しい生保・外資系生保は、いろいろ種類があります。たとえば、はなさく生命(日本生命系列)、ネオファースト生命(第一生命系列)、メディケア生命(住友生命系列)を選べば、大手生保並みの安定感を期待できます。
大手生保系の新しい生命保険会社の商品は、大手生保とは別になっています。中身はシンプルで、保険料も安く設定されています。
ですから、保障内容やサービス内容は、大手生保と同等ではありません。
保険のプロに相談するなら、中立性が高く、商品を比較できるところを選びましよう。
どんな保険のプロに相談したい!?
生命保険会社の数も商品数も増えています。その中から最適な商品を見つけ出すためには、次の要件を充たす保険のプロに相談したいです。
- 特定の保険会社に偏らない
- できるだけたくさんの商品を見積もりできる
- いろいろな商品について、よく知っている
保険ショップか独立系FP
保険を販売する人たちを、中立性と商品知識の2つの角度から分類したのが下の図です。
お勧めしたいのは、赤い文字の「保険ショップ」または「独立系FP」です。「独立系FP」とは、特定の保険会社に所属しないFPのことです。
保険ショップ |
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独立系FP |
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基本から相談したいときにFP保険相談を、入りたい保険がだいたい決まっていて、商品選びをしたいときは保険ショップをお勧めします。
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