おすすめの医療保険
医療保険の選び方と、おすすめの医療保険をご案内します。
医療保険を選ぶときの着眼点と、おすすめの医療保険を、以下の流れで解説しています。
医療保険を選別する、2つの着眼点があります。
保険会社は、絶えず商品改定をおこなっているので、ありがちな病気・ケガへの対応力で大きな差はありません。
医療保険ごとの性能の差がでやすいのは、次の2つの切り口で比較するときです。
- 入院が長期化(2ヶ月を超える)したとき
- 重い病気を通院治療するとき
入院が長期化したとき
一般的な医療保険は、入院1回あたりの60日間までの保障です。これでも、ほとんどのケースに対応できます。
厚生労働省『患者調査』(平成26年)によると、国民の平均入院日数は31.9日となっています。
しかし、病気ケガによっては、入院が60日間より長くなりやすいものもあります。
加入者によっては、日本人がかかりやすい病気のうち、入院が長期化しやすいもの(脳卒中など)には、対策したくなるかもしれません。
そうしたニーズにどの程度応えられるかで、医療保険の充実度がわかります。
重い病気の通院治療
一般的に、通院で治療できる場合は軽症であることが多く、費用もさほどかかりません。
そのため、原則として、通院費用は医療保険の保障対象外です。
ただし、病気によっては、重病・難病であっても、通院のみで治療されることがあります。その典型が、がんの抗癌剤治療や放射線治療です。
加入者によっては、日本人がかかりやすい重い病気の通院治療も、できだけ保険でカバーしたいと望むかもしれません。
そうしたニーズにどの程度応えられるかで、医療保険の充実度がわかります。
三大疾病・七大生活習慣病の長期入院に備えるなら、こちらの医療保険を候補に加えてください。
FWD生命『FWD医療』
この医療保険に7大生活習慣病特約を付けると、最大180日間まで入院保障が延長されます。
他社のこのタイプの特約は、そのほとんどが、三大疾病の入院は日数無制限です。それに比べると保障される期間は短くなります。
しかし、180日間でも実用的な長さですし、保険料は短い分だけ安くなりそうです。
オリックス生命『CURE Next(キュア・ネクスト)』
オリックス生命の医療保険『CURE Next(キュア・ネクスト)』には、機能の数を絞り込むかわりに、提供する機能に関しては、同業他社より充実させるという方針があるようです。
三大疾病による入院は日数無制限、その他の七大生活習慣病による入院は120日までの保障が、標準で組み込まれています。
メディケア生命『新メディフィットA』
この医療保険も、オリックス生命と同じく、三大疾病・七大生活習慣病で保障される入院日数を延長する機能が、主契約に組み込まれています。
しかもオリックス生命と違って、他にも多くの特約が提供されています。
また、機能が豊富でありながら、保険料は低く抑えられています。
全体的に多機能で、ニーズにあった保障プランを作りやすく、保険料が手ごろな医療保険はこちら
多様なニーズに応えられる幅広さ
この商品には、入院の長期化に備えられる、以下の機能が備わっています。
- 1入院あたりの保障日数は、60日の他に、120日や180日も選択できる。
- 入院給付金日額は3,000円~20,000円まで1,000円刻みで設定可能。
- 重大な手術を受けたときは、入院給付金40日分の、手術給付金が出る。
- 重三大疾病で入院したら、入院給付金50日分の一時金が出る特約がある。
- 三大疾病・七大生活習慣病の入院で、保障日数を延長する特約も、用意されている。
個々の機能は他社の医療保険でも見かけることがあります。しかし、一つの商品の中で、これだけの機能がそろっているのは珍しいです。
ベースの価格設定は良心的
『健康のお守り』に近いくらい機能が豊富な2つの医療保険と、保険料を比較しました。
それぞれの商品について、できるだけシンプルな保障内容で、月々の保険料を見積もりました。入院給付金日額10,000円で、終身保障・終身払込みの保険料です。
30歳女性 | 40歳女性 | 50歳女性 | |
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健康のお守り (SOMPOひまわり生命) |
2,967円 | 3,437円 | 4,507円 |
医療保険EVER Prime (アフラック) |
3,120円 | 3,750円 | 5,350円 |
マイ フレキシィ (メットライフ生命) |
3,157円 | 3,807円 | 5,077円 |
ご覧のように、SOMPOひまわり生命『健康のお守り』がもっとも安くなりました。大きな差ではありませんが、その差は数十年にわたって積み重なりますから、バカにはできません。
保険のプロに相談するなら、中立性が高く、商品を比較できるところを選びましよう。
わかりにくい保険だからこそ、中立な立場で助言してくれるプロに相談したいです。
保険ショップか独立系FP
保険を販売する人たちを、中立性と商品知識の2つの角度から分類したのが下の図です。
お勧めしたいのは、赤い文字の「保険ショップ」または「独立系FP」です。「独立系FP」とは、特定の保険会社に所属しないFPのことです。
保険ショップ |
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独立系FP |
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基本から相談したいときにFP保険相談を、入りたい保険がだいたい決まっていて、商品選びをしたいときは保険ショップをお勧めします。
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