他社の生命保険への乗りかえ方法
現在の契約は、残す部分と解約する部分の、切り分けが大切です。
◯ 更新の対象となる特約をすべて解約する。
◯ 終身保険の部分(主契約)はそのまま残すか「払い済み」にする。
- (注1)
- 元の生命保険契約の「終身の死亡保険」を残すのは、この部分の保険料は変化しないからです。
10年か15年前、若い年齢での保険料設定なので、継続した方が得かもしれません。
しかし、他社商品などと比較して、魅力を感じなければ解約するか、「払い済み」という手続きをしてください。 - (注2)
- 「払い済み」とは、保険料の支払いを現時点で終了し、保障(死んだら受け取れる金額)をそれまでに支払った保険料分にあわせて下げる手続きです。
新規の保険加入は、保障の機能ごとに、別々におこないましょう。
上で解約した保障のうち、現在でも必要な保障は、他社の割安な保険商品に乗り換える。
生命保険の他社への乗り換えは、タイミングに注意しましょう。
新たに他社の生命保険に加入するには、健康診断などの手続きをクリアしなければなりません。
少々の期間が必要になりますし、健康状態などのために加入できないこともあります。
先に現在の契約を解約してしまうと、保障の全くない期間ができてしまいます。
くれぐれも順番を間違えず、計画的に進めてください。
簡単に言いますと、新規で加入する生命保険のすべての手続きが完了した後で、元の生命保険の特約を解約してください。
といっても、書類を何枚も書いたり健康診断をするなどの、通常の手続きだけでも面倒なのに、生命保険の素人が忙しい中手際よく進めるのは難しいです。
そんなときは、プロの力を借りましょう。
生命保険会社への断り方なんかもアドバイスしてくれます。
数ある保険商品の中から、ご自分に合った保険を賢く選択する方法は、こちらをご覧ください。
生命保険会社は40社以上あります。その中から、ぜひ見積もりをとっていただきたい会社を、保険の種類(医療保険、終身保険・・・とか)別に厳選しても、4~5社は残りそうです。
ご自分に合った保険を選んでいただくためには、ここでご案内しているような保険商品の見積もりを、一通り集めて比較して判断いただくしかなさそうです。
生命保険を比較して選ぶ、手軽で安心な方法は、
賢い生命保険の入り方
をご覧ください。