生命保険用語集【ま〜も】

生命保険用語集 【 ま〜も 】

生命保険会社、保険の種類、ご契約書類などによって、言葉の使い方が少し異なる可能性があります。

満期

元々の意味は、期限が来ること、またはその期日(期限の日時)のことを指します。

保険では、契約で定められた保険期間が終了すること、またはその終了する日のことを指します。
この言葉は、貯蓄型の保険で使われることが多いようです。
貯蓄型の保険が満期を迎えると、たまっていたお金を受け取ることができます。
保障型の商品の場合、保障が終わることになります。

満期保険金

満期になったときに、保険会社から支払われる保険金のこと。

生存保険、学資保険、養老保険など、満期になると、まとまった金額を受け取ることのできる保険商品で、よく使われる言葉です。

貯蓄性があるとされる生命保険でも、解約しないとお金を受け取れない終身保険などでは、満期という言葉は使われません。

無配当

配当は、保険会社の資金運用が予定よりうまくいって、お金の余りが出たときに、保険の契約者に分配されるお金のこと。
無配当の保険に加入すると、配当をもらうことができません。

ただし、無配当の保険は、有配当の保険と比べて、こちらが支払う保険料が安くなっています。
よって、無配当と有配当のどちらがトクかを決めることはできません。
将来、配当がどのくらい発生するのかによって、無配当と有配当の損得が決まります。

免責事由

保険会社は、被保険者の死亡や入院など、契約で決めた要件が充たされたら、保険金や給付金を支払わなければなりません。

ただし、いくつかの場合には、保険会社は保険金や給付金を支払う義務を免除されます。
契約してすぐの自殺、保険金目当ての殺人などがあてはまります。これらを免責事由と言います。

モラル・リスク

生命保険の仕組みを悪用してお金を手に入れようとする危険のこと。

わざと事故を起こしたり、事故や病気を偽装したり、過大な保険金請求を行うなど、不正に保険金を受け取ろうとする行為全般が当てはまります。