損保ジャパン日本興亜ひまわり生命『リンククロス じぶんと家族のお守り』の特徴と、メリット・デメリットをご案内します。

『リンククロス じぶんと家族のお守り』は、2018年4月販売開始の収入保障保険です。

損保ジャパン日本興亜ひまわり生命の保険商品は、加入者のニーズにきめ細かく応えられる多機能なものが多いです。

『リンククロス じぶんと家族のお守り』は、そんなこの生保会社らしい商品の一つです。

なお、収入保障保険の仕組みなどを知りたい方は、収入保障保険の選び方をご覧ください。

『リンククロス じぶんと家族のお守り』を、競合商品と比べたときの特徴

他社の収入保障保険と比べたときの、『リンククロス じぶんと家族のお守り』の特徴をまとめると、以下のとおりです。

  • 保障 
    シンプルなプランから、手厚いプランまで、幅広い選択肢。
  • 保険料 
    割安感のある4段階の料金設定。保険料下げられる《健康☆チャレンジ!制度》。
  • 他社に無い強み 
    カバーする範囲が広い就業不能年金。《健康☆チャレンジ!制度》。

こうした特徴を、競合商品と比べたときのメリット・デメリットという視点で、整理します。

メリット

『リンククロス じぶんと家族のお守り』のメリットを整理すると、以下のようになります。

  • 保障プランの選択の幅が大きく、色んな人のニーズに応えられる。
  • 保険料の設定に割安感がある。
  • 就業不能年金の対象範囲は、競合他社より幅広い。
  • がんばり次第で、加入した後で、保険料を下げることができる(《健康☆チャレンジ!制度》)。

シンプルなプランから、手厚いプランまで

収入保障保険の本体は、死亡保障です。現時点で、この本体部分は、各社の商品ごとの差が小さくなっています。

保険各社の競争は、プラスαの機能で激しくなっています。

損保ジャパン日本興亜ひまわり生命『リンククロス じぶんと家族のお守り』も、そういう方向性で開発された商品です。

というか・・・

この商品の就業不能年金(仕事をできなくなったときに年金が出る)は、業界でもトップクラスの充実度です。

そして、特約を組み合わせることで、シンプルなのから手厚い保障プランまで、加入者の選択の幅が広がっています。

  1. 主契約 ・・・
    死亡または高度障害状態で年金。
  2. 七大疾病・就労不能保険料免除特約 ・・・
    七大生活習慣病等で就労不能になったら保険料払込免除。
  3. 就労不能保障特約 ・・・
    障害基礎年金の受給権が生じた場合などに年金。
  4. メンタル疾患保障付七大疾病保障特約 ・・・
    七大生活習慣病やメンタル疾患で所定の状態になったら年金。

1だけだと、収入保障保険としてもっともシンプルな保障で、保険料も安くなります。

2〜4すべて付加すると、競合他社と比べても、最強クラスに手厚くなります。たがらといって、極端に高くなるわけではありません。

保険料の設定は割安感あり

『リンククロス じぶんと家族のお守り』の割安感を確認するために、チューリッヒ生命『収入保障保険プレミアムDX』と保険料を比較しました。

『収入保障保険プレミアムDX』には、やはり手厚い就業不能年金が、自動セットされています。

どちらの商品も、喫煙の有無や血圧値によって、保険料に幅があります。下表では、最安値〜最高値の範囲を記載しています。

月払給付金15万円で、それぞれの年齢の男性が加入したときの、保険料月額です。

加入年齢 プレミアムDX じぶんと家族のお守り
30歳 7,315〜9,500円 2,595〜6,310円
40歳 8,005〜10,620円 2,925〜7,580円
50歳 7,265〜10,210円 2,790〜8,165円

チューリッヒ生命『収入保障保険プレミアムDX』は、就業不能年金を取り外せないので、最安値が高くなるのは、仕方がありません。

しかし、最高値を比べると、歴然とした差があります。『リンククロス じぶんと家族のお守り』の割安感が際立ちます。

ちなみに、双方の就業不能年金を比べると、『リンククロス じぶんと家族のお守り』の方がやや手厚いです。

一方、保険料の割引を判定する健康条件は、『リンククロス じぶんと家族のお守り』の方が厳しいです。

ただし、その厳しい基準をクリアできなくても、そんなに高くなるわけではありません。

加入後に保険料を下げられる《健康☆チャレンジ!制度》

『リンククロス じぶんと家族のお守り』の保険料は、喫煙の有無や健康状態によって、4段階に分かれています。

加入から2〜5年の間に、再度健康状態などを申告し、条件をクリアできると、もっと安い料率に変更できます。

それどころか、加入した時点に遡って、余分に払い込んだ保険料が、健康チャレンジ祝金として戻ってきます。

デメリット

続いて、『リンククロス じぶんと家族のお守り』の気になる点をまとめました。

  • 就業不能年金の完成度はまだ不十分。
  • 就業不能年金は特約なので、他の部分を解約して、これだけを残すことはできない。

就業不能年金をもらえるケースは限られる

この商品の就業不能年金に不安を感じるのは、年金が出るケースが限定されている点です。

年金が出るのは、以下のいずれかの原因で、就業不能状態になったときです。

  • がん
  • 急性心筋梗塞
  • 脳卒中
  • 肝硬変
  • 慢性腎不全
  • 糖尿病(網膜症、壊疽)
  • 高血圧性疾患(大動脈瘤、大動脈解離)
  • 障害等級1級または2級
  • メンタル疾患により、60日以上入院

たとえば、運転中に追突されて長期入院になっても、高度障害に当てはまらなければ、1円も出ません。

同じぐらい困るのに、保険金が出るケースと出ないケースに分かれるのは、中途半端です。これだったら、他の手段で就業不能に備えることをお勧めしたくなります。

さらに、就業不能年金は必須の保障になっているとは言え、あくまでも特約(メンタル疾患保障付七大疾病保障特約など)です。

ということは、主契約である死亡保障を解約すると、就業不能年金も自動的に消滅します。就業不能年金だけを残す、という選択はできません。

加入した後、どんな想定外のことが起きるかわかりません。制約があるのは気になります。

おすすめ度 ■■■■

損保ジャパン日本興亜ひまわり生命『リンククロス じぶんと家族のお守り』のおすすめ度は、5点満点で4点です。

上のとおり、就業不能年金に不満があるので、1ポイント減点しました。

それでも、この就業不能年金を競合他社と比べると、優位にあります。

見方を変えると、業界全体として、就業不能年金はいまだ発展途上と言えそうです。

『リンククロス じぶんと家族のお守り』の一番の魅力は、新機能よりも、保険としての基本をしっかりと押さえていることです。

加入者のニーズに柔軟に対応できて、保険料の設定はリーズナブルです。

なお、『リンククロス じぶんと家族のお守り』と比較して欲しい競合商品は、以下をご覧ください。

損保ジャパン日本興亜ひまわり生命『リンククロス じぶんと家族のお守り』の商品内容について、詳しく説明します。

ここまでの説明は、競合他社と比較するときに、頭に置いていただきたい点に絞っていました。

ここからは、この収入保障保険について、より踏み込んでご案内します。

年齢条件、保険料払込の取扱

加入できる年齢、保障を受けられる年齢、保険料払込の取り扱いは、以下のとおりです。

加入できる年齢

20歳~70歳

保障を受けられる年齢

保険期間(保障を受けられる期間)は、45~80歳の範囲で設定できます。

保険料払込期間

全期払(保険期間中、均等に払い込む)のみ。

保険金額

年金は、月額は5万円から1万円刻みで設定でます。

ただし、契約のタイプなどにより、制限されることがある。

保険料払込方法

払込回数は月払半年払年払のいずれか。

払込経路は口座振替クレジットカード支払団体扱送金扱から選べます。

保障内容

主契約(保険の本体)、付加できる特約に分けてご案内します。

主契約

  • 死亡したときに遺族年金、または所定の高度障害状態になったときに、高度障害年金が出る。
  • 年金は、保険期間満了まで毎月支払われる。
  • 年金支払期間が年金支払保証期間より短いときは、年金支払保証期間終了まで、年金が支払われる。
  • 不慮の事故で所定の身体障害状態になったら、以後の保険料の払込みは免除され、保障はそのまま継続する。
  • 年金支払保証期間は、2年か5年かを選べる。
  • 配当金(保険会社の運用実績による、保険金の上乗せ)はない。
  • 解約返戻金はない。

特約

数多くの特約が用意されています。

健康体料率特約

下で説明しているように、『リンククロス じぶんと家族のお守り』の保険料体系は4タイプあり、割引率が異なります。

喫煙の有無と健康状態(血圧と肥満度)で、判定されます。

加入した日(=契約日)から2年以上かつ5年以内に、加入者が保険料率変更の告知をし、損保ジャパン日本興亜ひまわり生命の基準を充たすと、保険料の割引がアップします。

しかも、加入してからこれまでに払い込んだ保険料も、差額が健康チャレンジ祝金として戻ってきます。

七大疾病・就労不能保険料免除特約

七大疾病(=七大生活習慣病)により、所定の状態(病気によって、それぞれ異なります)になったときに、それ以後の保険料払込が、免除されます。

七大疾病とは、がん・急性心筋梗塞・脳卒中・慢性腎不全・肝硬変・糖尿病(網膜症、壊疽)・高血圧性疾患(大動脈瘤、大動脈解離)を指します。

無解約返戻金型就労不能保障特約

障害等級1級または2級と認定され、公的年金の障害基礎年金を受け取ることになったら、就労不能年金を受け取れます。

無解約返戻金型メンタル疾患保障付七大疾病保障特約

メンタル疾患で60日以上入院するか、七大疾病により所定の状態になったら、生活サポート年金を受け取れます。

メンタル疾患とは、統合失調症など・気分(感情)障害・神経症性障害など・摂食障害・非器質性睡眠障害を指します。

定期保険特約

死亡・所定の高度障害状態になったとき、まとまった金額の保険金が出ます。

災害死亡特約

ケガをして180日以内に死亡・所定の高度障害状態になったとき、または所定の感染症で死亡・所定の高度障害状態になったときに、保険金が出ます。

逓減払込方式の契約に関する特則

通常、保険料は一定額ですが、この特則を付けると、保険料が5年ごとに5%ずつ減少します。

ただし、保険料の金額が、加入してから50%になったら、それより下がることはありません。

リビング・ニーズ特約

余命が6ヶ月以内と診断されたら、収入保障年金の全部または一部を、受け取ることができます。

他の保険と通算して3,000万円が限度です。

指定代理請求特約

本来、年金を受け取ることのできる人が、請求ができない事情があるときに(病気や事故による意識不明など)、代理で請求できる人を、あらかじめ決める特約です。

請求手続きが簡単かつすみやかに運びます。

この特約は、保険料がかかりません。

保険料の割引制度

料金設定は、標準体喫煙者健康体非喫煙者標準体非喫煙者健康体の4段階に分かれています。

保険料は、上で名前をあげた順に、安くなっていきます。

判定基準は、以下のとおりです。

  1. 過去1年以上喫煙していない。
  2. BMI値(肥満度)が18.0より大きく、27.0より小さい。
  3. 血圧は最高140mmHg未満かつ最低90mmHg未満。

1で、喫煙者か非喫煙者かが決まります。

2と3で、健康体か標準体かが判定されます。

ただし、健康体と認められるには、他に、医師の審査結果などもチェックされます。

複数の保険商品の見積もりを比較するなら、保険の専門家を上手に活用しましょう。

収入保障保険を取り扱っているのは、大半がカタカナ生保・損保系生保です。

どんな生保会社があって、それぞれがどんな商品を扱っているのか、調べるだけでけっこう負担になります。

また、それぞれの商品の見積もりをして、保険料を比較するには、保険の知識や各社の商品知識が必要になります。とても、素人の手には負えません。

そこで、保険のプロの活用をオススメします。

保険のプロにはいろいろありますが、相談相手として選ぶべきは、上に名前をあげた保険商品を一通り取り扱っている保険のプロです。
そうでないと、ご自分の条件で、主要な保険商品を比較できなくなってしまいます。

では、どうすれば、そういう保険のプロに相談できるのでしょうか?
意外と簡単に、しかも無料でできてしまいます。詳しいことは

を、ご覧ください。

 記事の一覧


 ホーム

あなたに必要な保障

生命保険の入り方

終身保険の選び方
収入保障保険の選び方
定期保険の選び方
医療保険の選び方
がん保険の選び方
学資保険の選び方
就業不能保険の選び方

生命保険の見直し方

その他

Twitter

 ご注意

統計データや保険の商品内容については、慎重に扱っていますが、古くなっていたり、誤りがあるかもしれません。保険の専門家に相談した上で、最終的に判断を下してください。