ライフネット生命の人気・評判

ライフネット生命の人気・評判

ライフネット生命について徹底解説します。

ライフネット生命は、2008年営業開始の、ネット生保です。

付加保険料(保険料のうちの会社経費分)を開示するなど、一味違う取り組みが目を引きます。

そんなライフネット生命の人気・評判を客観的に分析しました。

ライフネット生命の苦情発生状況

苦情発生率が高い保険会社は、加入者の満足度が低いはずです。

生命保険協会は、毎年、苦情発生状況を公表しています。

ライフネット生命の2023年度の苦情発生状況(=契約1万件あたりの苦情件数)は、次のとおりでした。

ライフネット生命 246件
業界中央値 200件

ネット生保は、保険会社による対面での顧客対応がないため、生命保険協会への苦情が多くなりやすい可能性があります。

ライフネット生命は、苦情がやや多い保険会社なのですね。

ライフネット生命の解約発生状況

解約失効の原因は、商品やサービスへの不満とは限りません。それでも、解約失効の発生率が他社よりあきらかに高いときは、警戒したいです。

生命保険各社は、毎年、解約失効率を公表しています。

ライフネット生命の、2023年度の個人保険の解約失効率は、次のとおりでした。

ライフネット生命 5.0%
業界中央値 6.35%

ライフネット生命の解約失効発生率は低いのですね。

ライフネット生命の売上の伸び率

保険会社によって販売体制の規模にかなり差があるので、「売上高が大きい商品=人気商品」とは限りません。

しかし、売上が伸びいているなら、好評である可能性が高いです。

ライフネット生命の、2022年度→2023年度の売上高の伸び率は、次のとおりでした(アクサダイレクト生命の実績は含んでいません)。

保険種類 対前年比
ライフネット生命 業界平均
個人保険 73.6% 106.6%
医療保険等 72.1% 98.3%
合計 73.6% 115.8%

ライフネット生命の売上は不調なのですね。

ライフネット生命の人気・評判をまとめると!?

上でご覧いただいた、人気・評判をまとめると、次のようになります。

苦情
  • 苦情発生率は、業界の中でやや高い。
解約
  • 解約失効率は、業界の中で低い。
売上
  • 売上の伸び率は、業界の中で悪い。

ネット生保に魅力を感じる方々にはお勧めします。それ以外の方々にはお勧めしにくいです。

保険のプロに相談すれば、もっとわかりやすくて、コントパフォーマンスの高い保険が見積もります!

住友生命は伝統と実績のある立派な会社ですが、現時点で魅力ある商品を提供できているとは言いにくいです。

2022年4月現在、日本で営業している生命保険会社は42社あります。保険のプロに相談すれば、より良い商品を見つけ出してくれることでしょう。

もっとも、相談する保険のプロも選別する必要があります。

保険ショップか独立系FP

保険を販売する人たちを、中立性と商品知識の2つの角度から分類したのが下の図です。

商品知識 保険ショップ 独立系FP 銀行窓口 一般の保険代理店 保険会社の直営 店または営業

お勧めしたいのは、赤い文字の「保険ショップ」または「独立系FP」です。「独立系FP」とは、特定の保険会社に所属しないFPのことです。

保険ショップ
  • 取り扱う保険会社数がもっとも多く、中立性は高い。
  • 各社の商品についてよく知っているが、保険・家計の知識は店舗による。
独立系FP
  • 複数の保険会社の商品を取り扱っており、中立性は高い。
  • 各社の商品についてよく知っており、保険・家計の知識もある。

基本から相談したいときにFP保険相談を、入りたい保険がだいたい決まっていて、商品選びをしたいときは保険ショップをお勧めします。

お勧めしたい保険のプロはこちら

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