解約失効率ワーストランキング
解約失効率を見れば、保険会社や商品に対する顧客満足度がわかります。
生命保険各社は、毎年度解約失効率(保有している契約における、解約失効の割合)を公表しています。
解約は生命保険契約を打ち切ること、失効は生命保険契約が無効になって(保険料未払い等)、そのまま消滅することを指します。
そこで、2020年度の生命保険各社決算データをもとに、解約失効率を集計して生命保険会社のランキングを作成しました。

年金保険を除く個人向け保険の解約失効ワーストランキングをご覧ください。
個人保険の解約失効率6%以上(業界平均4.7%)の保険会社をピックアップしました。
【解約失効ワーストランキング】
順位 | 会社名 | 解約失効 率(%) |
---|---|---|
1位 | 三井住友海上プライマリー生命※ | 26.2 |
2位 | はなさく生命 | 20.2 |
3位 | エヌエヌ生命※ | 12.5 |
4位 | マニュライフ生命※ | 12.3 |
5位 | ニッセイ・ウェルス生命※ | 11.7 |
6位 | 楽天生命 | 10.3 |
7位 | 第一フロンティア生命※ | 9.1 |
8位 | メディケア生命 | 7.0 |
9位 | みどり生命 | 6.9 |
10位 | プルデンシャル生命 | 6.8 |
11位 | アクサダイレクト生命 | 6.6 |
12位 | 大同生命※ | 6.6 |
13位 | チューリッヒ生命 | 6.3 |
14位 | 太陽生命 | 6.3 |
15位 | SBI生命 | 6.2 |
16位 | オリックス生命 | 6.2 |
17位 | 東京海上日動あんしん生命 | 6.1 |
※印の会社は、特定のジャンルに特化している保険会社です。エヌエヌ生命、大同生命、マニュライフ生命は法人向け保険、カーディフ生命は住宅ローン保険、その他は変額保険・外貨建て保険のような投資性の保険に特化しています。
かんぽ生命、日本生命、明治安田生命、第一生命、住友生命のような大手生保の名前はありませんね。
そういう会社の方が、アフターサービスがしっかりしているのでしょうか?
大手生保の方が歴史が長いので、すでに保険料払込期間が終わっている加入者の比率が高いです。
そういう方々は保険を解約しにくいので、その分大手生保の方が有利と言えます。
個人年金保険の解約失効ワーストランキングをご覧ください。
個人年金保険の解約失効率が、業界平均(2.5%)と比べて1.5倍以上の保険会社をピックアップしました。
【解約失効ワーストランキング】
順位 | 会社名 | 解約失効 率(%) |
---|---|---|
1位 | SBI生命 | 8.4 |
2位 | PGF生命 | 7.3 |
3位 | オリックス生命 | 6.9 |
4位 | 第一フロンティア生命 | 6.6 |
5位 | 三井住友海上プライマリー生命 | 6.5 |
6位 | マニュライフ生命 | 4.5 |
7位 | カーディフ生命 | 3.7 |
個人年金保険は、もともとは長期的にお金を貯める保険です。
ただし、外貨建てや変額の年金保険の場合、一時払いで加入し、投資上の判断で解約し、現金化することもありえます。
3つの基準で選定したおすすめの生命保険会社は、こちらをご覧ください。
このサイトでは、「苦情発生率」「解約失効率」「新契約率」の3つを基準に、いい保険会社、危ない保険会社を判定しています。
それぞれのワーストランキングは、以下のリンクからご覧いただくことができます。
また、3つの基準をクリアした良い生命保険会社は、おすすめの生命保険会社でご案内しています。