苦情発生率ワーストランキング
生命保険協会の統計データから、苦情が多い生命保険会社を調べました。もっとも信用できる評判・口コミ情報です。
業界団体である生命保険協会が、生命保険各社の苦情件数を公表しています。

そこで、生命保険各社の、苦情発生率(保有する契約件数に対する苦情件数の割合)を算出し、比較しました。
2020年度の統計にもとづく苦情発生率ワーストランキングをご覧ください。
生命保険協会が受け付けた苦情件数を、それぞれの会社の保有契約件数(個人保険)で割って苦情発生率を算出し、ランキングにしました。
苦情発生率の業界平均を1.0として、1.5以上の保険会社をランキングにしました。
下表で苦情発生率が2.0なら、業界平均より2倍苦情が発生しています。
【苦情ワーストランキング】
順位 | 会社名 | 苦情 発生率 |
---|---|---|
1位 | カーディフ生命※ | 19.0 |
2位 | アクサダイレクト生命 | 6.5 |
3位 | ニッセイ・ウェルス生命※ | 4.3 |
4位 | はなさく生命 | 4.3 |
5位 | マニュライフ生命※ | 3.8 |
6位 | SBI生命 | 3.1 |
7位 | 大樹生命 | 2.5 |
8位 | みどり生命 | 2.5 |
9位 | T&Dフィナンシャル生命 | 1.9 |
10位 | ネオファースト生命 | 1.9 |
11位 | クレディ・アグリコル生命※ | 1.7 |
12位 | 楽天生命 | 1.8 |
13位 | オリックス生命 | 1.6 |
14位 | アクサ生命 | 1.6 |
15位 | かんぽ生命 | 1.5 |
※印の会社は、特定のジャンルに特化している保険会社です。カーディフ生命は住宅ローン保険、その他は変額保険・外貨建て保険のような投資性の保険に特化しています。
ワースト上位は、➊変額保険・外貨建保険など、投資性の商品が多い会社、➋最近できた会社や社名変更した会社が目につきます。
苦情の中でも、保険金支払いに関する苦情が多い生命保険会社は、要警戒です。
生命保険協会の統計データでは、苦情の内訳も公表されています。
内訳には以下があります。
- 新契約関係(保険の販売や加入手続き)
- 収納関係(保険料の受領)
- 保全関係(契約の変更、更新、解約等)
- 保険金・給付金関係(お金の支払い)
- その他
このうち、特に警戒したいのが、「保険金・給付金関係」の苦情が多い保険会社です。
保険に入るのは、いざというときに保険金や給付金をもらうためです。そこでのトラブルは最悪です。
上のワーストランキングに登場した保険会社のうち、「保険金・給付金関係」の苦情が多いのは以下です。
( )内の数字は、苦情件数に占める、「保険金・給付金関係」の苦情件数の割合です。
- カーディフ生命(100%)
- アクサダイレクト生命(85%)
- はなさく生命(60.0%)
- SBI生命(71.4%)
- ネオファースト生命(81.2%)
- 楽天生命(56.0%)
- オリックス生命(68.3%)
保険金をもらうために、長年保険料を払い続けたのに、期待通りに保険金をもらえないと、ショックですね!
3つの基準で選定したおすすめの生命保険会社は、こちらをご覧ください。
このサイトでは、「苦情発生率」「解約失効率」「新契約率」の3つを基準に、いい保険会社、危ない保険会社を判定しています。
それぞれのワーストランキングは、以下のリンクからご覧いただくことができます。
また、3つの基準をクリアした良い生命保険会社は、おすすめの生命保険会社でご案内しています。