売上伸び率ワーストランキング

売上伸び率ワーストランキング

保険料等の収入が大きく後退している、販売不振の保険会社は要注意!

商品の売上は、保険会社の評判・人気を判断できる、客観的な材料の一つです。

とくに、急速に売上がダウンしている会社は、何か問題を抱えている恐れがあります。

2023年度の売上実績にもとづく、売上伸び率ワーストランキング

生命保険各社が公表している決算データをもとに、2021年度から2023年度にかけて、売上がダウンしている会社、伸びが鈍い会社をピックアップしました。

【売上伸び率ワーストランキング】

順位 会社名 保険料等収入
増減(%)
1位 クレディ・アグリコル生命 -17.2%
2位 エヌエヌ生命 -10.6%
3位 三井住友海上あいおい生命 -5.6%
4位 東京海上日動あんしん生命 -5.4%
5位 朝日生命 -5.1%
6位 アフラック -1.9%
7位 SOMPOひまわり生命 -0.9%
8位 FWD生命 0.3%
9位 第一生命 0.6%
10位 富国生命 1.0%
11位 住友生命 1.8%

上のグラフでとりあげている「保険料等収入」は、保険会社の主要な収入源ですが、収入源は他にもあります。

上の表に名前が出ていても、経営面に不安があるわけではありません。

少子高齢化などの影響により、生命保険業界そのものが下降しつつあります。

生命保険協会の統計データをもとに、2019〜2023年度の業界全体の保険料等収入の推移をグラフにしました。

33兆円 2019 年度 31兆円 2020 年度 32兆円 2021 年度 38兆円 2022 年度 43兆円 2023 年度

2020年度までは減少が続いていましたが、それから後は増加に転じています。

その理由を、生命保険協会は、コロナ禍による営業自粛の反動増と分析しています。

また、株価上昇が続いていることにより、投資目的の保険商品も売れているようです。

生命保険業界全体の動向

生命保険の検討に際しては、商品知識があるのは当然として、できるだけ中立な立場で助言してくれるプロに相談したいです。

保険ショップか独立系FP

保険を販売する人たちを、中立性と商品知識の2つの角度から分類したのが下の図です。ただし、一般論なので、例外はあります。

商品知識 保険ショップ 独立系FP 銀行窓口 一般の保険代理店 保険会社の直営 店または営業

ここでの「保険ショップ」は、全国チェーンかそれに近い規模のものを指します。それ以外は「一般の保険代理店」です。

下にポイントを整理しました

保険ショップ
  • 取り扱う保険会社数がもっとも多く、中立性は高い。
  • 各社の商品についてよく知っているが、保険・家計の知識は店舗による。
独立系FP
  • 複数の保険会社の商品を取り扱っており、中立性は高い。
  • 各社の商品についてよく知っており、保険・家計の知識もある。
銀行窓口
  • 複数の保険会社の商品を取り扱うが、かたよっていることが多い。
  • 貯蓄型保険は詳しいが、保障型商品の知識は怪しい。
一般の保険代理店
  • 取り扱う保険会社数が少ないことが多く、それだけかたよりやすい。
  • 取り扱っていない有力な商品の知識が弱い。
保険会社の
直営店・営業社員
  • 自社または提携する他社の商品しか扱わないので、もっとも中立性を欠く。
  • 保険・家計の知識はあるが、商品知識は自社商品中心。

基本から相談したいときにFP保険相談を、入りたい保険がだいたい決まっていて、商品選びをしたいときは保険ショップをお勧めします。

お勧めしたい保険ショップ

保険ショップ・チェーンには、凄腕の営業マンだった人が設立した、営業色の強いチェーンが多いです。

そんな中、「保険見直し本舗」は、やみくもに店舗を増やすのではなく、サービスネットワークを丁寧に拡大させています。

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