メットライフ生命『ガードネクスト』
メットライフ生命のがん保険『ガードネクスト』を、徹底分析しました。
メットライフ生命は、米国に拠点を置く世界的な保険グループ、メットライフの日本法人です。
日本での営業は既に50年と、すっかり定着しています。
そんなメットライフ生命のがん保険『ガードネクスト』を解説します。
『ガードネクスト』は一生使える保険？
現在、経年劣化しやすいがん保険がいくつも販売されています。
危険ながん保険が増殖中
がんは日本人の死因No.1で、一生の病気です。加入から数十年後に使う可能性が高い保険です。
ですから、経年劣化しやすい保障内容では困ってしまいます。しかし、そういう商品がいくつも販売されています。
そうした商品には、次のような特徴があります。
- 個々の治療法に依存する給付金が組み込まれている。
- 給付金の支払条件が、今の治療法に依存している。
がん治療は進歩のペースが速いです。新しい治療法がいつ登場するかわかりません。あるいは、同じ治療法でも、将来、回数や期間が短縮されるかもしれません。
ですので、個々の治療法に密接すぎる給付金は、経年劣化するリスクが大きいです。
経年劣化しにくい保障内容とは
がん保険の給付金の中で経年劣化しにくいのが、次の給付金です。
| かなり劣化しにくい |
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|---|---|
| 劣化しにくい |
|
| 多少は劣化するかも |
|
主契約がこれらの給付金だけで構成されているがん保険は、経年劣化しにくいです。
これら以外の給付金があっても、付けるか外すかを選択できる商品であれば、安全です。
『ガードネクスト』は経年劣化のリスクが大きな商品です。
詳しい保障内容は、下で解説しています。
『ガードネクスト』の保障内容
『ガードネクスト』の概要
このがん保険の仕組みを図にすると、次のようになります。
主契約の給付金は、ほとんどが特定の治療法にリンクしています。
いずれも現在主流の治療法なので、すぐに劣化することはないでしょうが、数十年先には劣化のリスクがあります。
特約を組み合わせれはせ劣化を防げるけれど･･･
『ガードネクスト』は数多くの特約が用意されています。以下の特約を付加することで、経年劣化を最低限度に抑えることが出来ます。
- ガン診断特約（診断給付金）
- ガン通院治療特約（通院給付金）
入院給付金は主契約に組み込まれているので、上の２つの特約を追加すると、劣化をほとんど防ぐことが出来ます。
ただし、主契約に組み込まれている治療給付金を外すことは出来ないので、保険料が高くなってしまいます。
他社のがん保険の中には、経年劣化しにくいものが複数あります。
それらの方が、もっと安い保険料で、安心できる保障を準備できます。
候補に加えたい、経年劣化しにくくて、コスパがいいがん保険
詳しい保障内容やお勧めプランは、各商品の解説ページにあります。
 『勇気のお守り』（がん診断給付型） |
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 『&LIFE ガン保険Sセレクト』 |
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お勧め商品は、次の２つの要件を充たしています。
- 保障が経年劣化しにくい。
- 保険料設定が手頃で、プラン設計の自由度が高い。
保険のプロに相談するなら、中立性が高く、商品を比較できるところを選びましよう。
わかりにくい保険だからこそ、中立な立場で助言してくれるプロに相談したいです。
保険ショップか独立系FP
保険を販売する人たちを、中立性と商品知識の２つの角度から分類したのが下の図です。
お勧めしたいのは、赤い文字の「保険ショップ」または「独立系FP」です。「独立系FP」とは、特定の保険会社に所属しないFPのことです。
| 保険ショップ |
|
|---|---|
| 独立系FP |
|
基本から相談したいときにFP保険相談を、入りたい保険がだいたい決まっていて、商品選びをしたいときは保険ショップをお勧めします。
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