アフラックの医療保険を徹底解説
アフラックと、その医療保険を徹底解説します。
アフラックは、米国に拠点を置く企業ですが、1970年代から日本で営業しています。
医療保険やがん保険等のいわゆる第三分野の保険に、国内生保会社より先行して取り組んできました。現在でも、この分野ではトップクラスの売上高です。
そんなアフラックの評判や商品ラインナップなどをご案内します。
アフラックの、売上高・経営状況・顧客満足度を調べました。
売上高の推移
下のグラフは、第三分野における過去4年間の売上高(新契約年換算保険料)の推移です。上位10社のみ掲載しています。
アフラックは、2021年度に日本生命に抜かされましたが、依然としてトップクラスにいます。
ただし、ここ2年は、上位の会社がそろってダウンしているとは言え、アフラックの落ち方は目立って大きいです。アフラックの保険商品の人気は下落しています。
保険会社としての財務力・資金力
保険会社の経営状態を評価するのに、ソルベンシー・マージン比率と格付けが、よく活用されます。
アフラックの成績は、以下のようになっています(2022年3月)。
ソルベンシー・ マージン比率 |
940.6% |
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格付 |
|
ソルベンシー・マージン比率は200%以上なら合格です。アフラックは資金力に余裕があります。
格付けは、評価の記号の中にBやCがなければひとまず安心できます。アフラックの経営状態に不安はないようです。
顧客満足度
「苦情の多さ」「解約・失効の多さ」「顧客満足度ランキング」の3つの切り口で、アフラックの顧客の茄族度を調べました。
苦情の多さ (生保協会) |
全42社中、35位(35番目に多い)。 |
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解約・失効の多さ | 全41社中、38位(38番目に多い)。 |
満足度調査 (J.D.パワー) |
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この結果から、次のことが読み取れます。
- 苦情、解約・失効ともかなり少なく、致命的な不満は少ない。
- 顧客満足度ランキングによると、保険金請求手続きを除いて、加入者の満足度は低いようです。
以上のことを総合すると、加入者の満足度は高くないものの、致命的に大きな不満は少ないようです。
アフラックは、安心して加入できる保険会社と言えそうです。
ただし、商品やサービスの細かい部分には、物足りない点、他社より劣る点がありそうです。
ご検討に際しては、保険のプロのアドバイスを受けながら、希望に合っているかを慎重に確認しましょう。
アフラックはニーズにあわせて複数の医療保険を販売しています。それぞれについて専用のページで詳しく解説しています。
アフラックはニーズにあわせて複数の医療保険を販売しています。
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