メディケア生命『メディフィットA』のお勧めプランと競合商品

メディケア生命『メディフィットA』のお勧めプランと競合商品

メディケア生命『メディフィットA』らしさが光る、おすすめの保障プランは、こちらです。

メディケア生命『メディフィットA』は、主契約(必須の保障)に厚めの保障を盛り込みながら、割安感のある保険料を実現しています。

よって、保障プランを考えるならば、充実した保障を活かし、より強化する方向で検討したいです。

オリックス生命狙い撃ちプラン

世の中で最も売れている医療保険はアフラック『 医療保険EVER Prime』ですが、マネー誌や情報誌で保険のプロの評価が高いのはオリックス生命『新CURE』です。

オリックス生命『新CURE』の特徴の一つが、主契約の中で、三大疾病と七大生活習慣病による入院のときに、保障日数を延長できるようにしているところ。そして、そうした手厚い保障を、割安感の高い保険料で提供しているところ。

後発のメディケア生命は、オリックス生命『新CURE』を、当面のターゲットに据えたということなのでしょうか?
オリックス生命と同じように、主契約で、三大疾病と七大生活習慣病で保障する入院日数を延長しています。そのうえで、オリックス生命『新CURE』より安価な保険料を打ち出しています。

各社の医療保険の中でも、厚みのある主契約になっていますから、主契約のみのプランでも、十分な保障を準備できます。

主契約
  • 入院給付金日額 5,000円
  • 1入院保障日数 60日
  • 手術Ⅱ型
  • 3大疾病入院無制限給付特則
特約 なし

3大疾病入院無制限給付特則は、主契約で指定できることの一つです。

この特則を選ぶと、三大疾病の入院では日数無制限、七大生活習慣病では120日間までの入院保障になります。つまり、オリックス生命『新CURE』と同じになります。

"3大疾病"入院無制限給付特則という名前なので、三大疾病だけの特則のようですが、ちゃんと七大生活習慣病も120日間はカバーされます。名前の付け方が下手ですね。

入院を充実させたうえで、三大疾病の通院などにも備える

上のプランで入院費用の対策はかなり強力になります。

ただし、医療技術の進歩にともなって、近年では三大疾病(がん、脳卒中、心疾患)などの重い病気の治療に、通院で取り組む患者が増えています。

残念ながら、三大疾病では、退院できても、完治しているとは限りません。大半の患者(9割前後)は、退院後も、通院や投薬を続けています。

通院の場合、短期間にまとまった出費が生じる可能性は低くなります。しかし、三大疾病による通院となると、通院期間は年単位になります。症状によっては生涯続くかもしれません。

メディケア生命に限らず、医療保険は、入院費用の保障をメインとしています。通院特約が用意されていても、頼りにできません。
たとえば、メディケア生命には、がんの通院保障をサポートしてくれる特約があります。しかし、他の病気のための通院保障は手薄です。他社の通院特約も、似たり寄ったりです。

三大疾病のための通院費用を、医療保険で用意する方法として、3大疾病保障特約をおすすめします。
三大疾病になって入院すると、一時金をもらうことができます。金額は10~100万円の間で指定できます。

主契約
  • 入院給付金日額 5,000円
  • 1入院保障日数 60日
  • 手術Ⅱ型
  • 3大疾病入院無制限給付特則
特約
  • 3大疾病保障特約

メディケア生命の3大疾病保障特約は、他社の同タイプの特約と比べて、保障はかなり薄いです。
たとえば、他社の多くは、一時金を複数回受け取ることが可能ですが、メディケア生命は1回限定です。
ただし、保障が薄い分、保険料も安くなっています。

三大疾病で一時金が出るタイプの特約は、保険料が高くなりやすいです。というか、保険料が高くて手が出にくい、というのが実際でしょう。

メディケア生命の3大疾病保障特約は、他社の同タイプの特約と比べて、近づきやすくなっています。

メディケア生命『メディフィットA』を検討するときに、比較したい競合の医療保険を、ご案内します。

医療保険を選ぶときに、重視するポイント別に、比較したい競合の医療保険を上げていきます。

なお、伝統的な国内生保の医療保険は、あまりにも保険料が高いので(1.5~2倍)、カタカナ生保・損保系生保にしぼって、競合商品をピックアップしました。

保険料の安さなら

メディケア生命『メディフィットA』は、充実した保障内容からすると、とても割安感の高い医療保険です。
もっとも、これほど充実した保障を必要としない人もいるはずです。

たとえば、この医療保険では、主契約の中で、三大疾病の入院は日数無制限で保障されます。
これに対して、「日数無制限の入院保障はなくてもいいから、そのぶん保険料を下げてほしい」と考える人はいるでしょう。
実際、三大疾病による入院は、60日間までの標準的な保障では心細いものの、入院保障を日数無制限にする必要性は低いです。

こういう方は、以下の医療保険を、比較検討の対象に含めましょう。

  • FWD生命『FWD医療』
  • チューリッヒ生命『終身医療保険プレミアムDX』

FWD生命『FWD医療』は、とことん保障をシンプルにできる医療保険です。手術給付金でさえ取り外して、入院給付金のみの保障にすることができます。それだけ保険料を下げられます。

チューリッヒ生命『終身医療保険プレミアムDX』は、入院1回あたり30日間までの保障という設定が可能です(ふつうは60日間)。この設定にすることで、保険料をグンと安くできます。

特約の品ぞろえの充実なら

メディケア生命『メディフィットA』の、特約の品ぞろえは充実しています。不満を感じることは少ないかもしれません。

とは言え、特約の品ぞろえは、保険各社の工夫の差が出やすいところです。より充実した保障を求めるなら、いろいろと比べたくなります。

こういう方は、以下の医療保険を、比較検討の対象に含めましょう。

  • アフラック『医療保険EVER Prime』
  • チューリッヒ生命『終身医療保険プレミアムDX』
  • 東京海上日動あんしん生命『メディカルKit NEO』
  • 三井住友海上あいおい生命『&LIFE 新医療保険Aプレミア』

アフラック『医療保険EVER Prime』は、もっとも売れている医療保険で、やや手厚いながら、業界標準の保障内容です。5日以内の短期入院に手厚くなっています。特約も8個用意されており、一通りのことができます。

チューリッヒ生命『終身医療保険プレミアムDX』は、特約の数そのものは多くありません(もっとも、一通りのものはそろっています)。注目は、ストレス性疾病延長入院給付金です。メディケア生命では難しい、精神や神経の疾病による超長期入院への準備が、可能になっています。

東京海上日動あんしん生命『メディカルKit NEO』は、11個の特約を用意しています。その組み合わせ方によって、かなりの自由設計が可能になっています。

三井住友海上あいおい生命『&LIFE 新医療保険Aプレミア』は、5日以内の短期入院に手厚くなっています。特則を付加して、10日以内に拡張できます。また、放射線治療に加えて、集中治療でも手術給付金と同額が出ます。さらに10個の特約が用意されています。

医療保険は、競合する商品が多く、保険料は接近しています。しっかりと比較して選びましょう。

ご覧いただいたように、医療保険は、競合する商品が多く、保険料は接近しています。限られた商品の中から気に入ったものを選ぶ、という決め方では、ご自分に最適な商品を見逃してしまう危険があります。

保険料の差が接近しているので、見積もりの条件(性別、年齢)や保障内容によって、割安感の優劣は入れかわってしまいます。
しっかりと比較して選びましょう。

複数の主要な医療保険の見積もりを集めて、保障内容などの条件をそろえて比較するのは、かなりやっかいです。

主だった保険商品の見積もりを集めるだけで時間と労力がかかります。さらに、条件を合わせて比較しようとしても、専門用語を誤解したり、細かな違いを見落としたりと、失敗する危険があります。

保険の専門家を上手に活用することをオススメします。そのための手軽で安心な方法は、
賢い生命保険の入り方
をご覧ください。